こんにちは、スタジオパブロ代表の秋山です。
パブロでは4月5日から放送開始の「戦国コレクション」の美術監督と背景を担当します。
美術監督は会社に席をおいている中村千恵子さんと倉本章さんが担当しています。
「戦国コレクション」は背景作業を全話数ほぼ社内で行う予定です。
番組ホームページです→ https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/sencolle/
アニメの背景画は、戦国コレクションのように美術監督と背景作業をひとつの会社で担当するケースと
美術監督と背景作業を別々の会社で行うケースがあります。
4月1日から放送開始の「聖闘士星矢Ω」は後者の方で美術デザイン(設定と色味ボード)は僕が担当していますが
各話数の美術監督と背景作業は複数の背景会社で担当する為、
うちの会社ではほとんど担当していません。
番組ホームページです→ https://www.toei-anim.co.jp/tv/seiya/
わかりにくいシステムですが、分かり易く説明すると美術監督が毎回替わるので
毎回背景画が変わるということです。
そんな中で背景画の方向性を示すボードの作成が僕の仕事です。
実はこういったシステムで作品に関わるのは僕自身、初めての経験ですので楽しみにしているところです。
「聖闘士星矢Ω」は星矢の派生というかアニメ版の続編のような形ですが
さすがに星矢は世界的にヒットした作品だけあって注目度が高いのか、星矢Ωはなんと1話の放送前に
国内を含む世界数カ国で劇場公開するイベントを行うという盛り上がりっぷりです。
なんだかすごい作品に参加しているんだな~と人事のように驚いています。
自分の描いた絵を地球の裏側の人が目にしていると思うと不思議な感覚です。
同じように下の写真はフィンランドの業界紙の表紙になっていたピングドラムです。
(この雑誌はフィンランドに卒業旅行にいったアルバイトの大神田さんにお土産で頂きました)
あらためてジャパニメーション、世界で活躍してるな~と感心してしまいました。
そしてパブロで関わっている作品が同時期に海外業界紙の表紙になっていることが嬉しいです。
ピングドラムの記事の一部です。
フィンランド語なのでさっぱりわかりません!(^_^;)