制作裏話

『Sonny Boy』の美術に関して

こんにちは!藤野です。

今週のブログ当番 藤野さん はこんな人

美大日本画を卒業後、2013年スタジオPablo入社

2017年TVスペシャル『女川中バスケ部5人の夏』で初の美術監督
2019年TVアニメ『どろろ』の美術監督
現在放送中の2021年TVアニメ『Sonny Boy』の美術監督を務めています
愛知県出身

今回は美術監督を担当しています
現在放送中のTVアニメ『Sonny Boy』の美術に関して記事を書きます。

まだご覧になっていない方は必見のアニメですので、是非ご覧ください!

『Sonny Boy』 シナリオを読んだ時のインパクト

1話の放送直後にSNSなどで目にした感想の多くが

「理解は出来てない気がするし何故か不安になる。
だけど、ワクワクするし続きが気になる!!!」

というものでした。

私はその感想をみて思わず「分かる!!」と大きく頷いてしまいました。

シナリオを初めて読んだときに、私が感じた気持ちと一緒だったからです。

言葉には出来ないのに、何だか凄いものを目にしている気分でした。

『Sonny Boy』 背景画の絵柄で気をつけたこと

 

Sonny Boyの背景画はこのような絵柄です。

背景美術の絵柄を決める際
夏目監督からは「手描きでお願いしたい そして絵の具の色の強さや対比を見せたい」 というオーダーを頂きました。

そうした希望に沿いつつ
私としては、シナリオを初めて読んだ時の感情もどうにか背景画として落とし込みたいと考えました。

そこで参考になる文献を探し
『画面上に広い面積で補色(ほしょく)を使うと、見た人が不安を覚える場合が多い』
という内容を見つけました。

補色とは図で見るとこのようなものです。

 

背景画にも反映させやすいかもしれないと思い、こちらをテーマにいくつか美術ボードを作成していきました。

実際モデルにした教室の壁は白色で床は茶色ですが、アニメ内では壁を水色、床をオレンジにしました。

ビーチも白い砂浜の方が爽やかにはなりますが、少し違和感を残したかったので、砂浜を青の補色の山吹色のような色にしました。

もし背景画を気にして本編をご覧いただけるなら、補色についても見ていただけると面白いかなと思います。

今後のお話に関して

 

現在5話まで放送していますが
今後放送するお話も衝撃の連続で、誰にも想像できないような展開が待っています。

 

背景美術も不思議な世界が沢山出てきますので、楽しんでいただけると嬉しいです。

 

是非最終話までご覧ください!

放送・配信情報

まだ『Sonny Boy』を観ていない という方はこちらからどうぞ!

https://anime.shochiku.co.jp/sonny-boy/

 

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