雑記

エレクトロニクス工作~豆電球から始まった電子工作の世界

こんにちは、今井です。
いつもさかな通信を見ていただきありがとうございます。

さて今回はさかな通信をお休みして
別の趣味である電子工作について紹介したいと思います。

電子工作には子供の頃から興味がありました。
小学校の授業で行った豆電球、コイル、電磁石の実験に夢中になったのをきっかけに、
複雑に思えたラジオをはじめ、さまざまな電子機器が非常に少ない電子部品で
作れることを知り、小学4年の頃には、ハンダごてを握って、ラジオ製作集
、エレクトロニクス工作集などの本を見ながら、ラジオやブザー、インターホン
などを作っていました。

電子部品などは買うこともありましたが、おもに、捨ててあるテレビ、ラジオ、
よくわからない測定機器などから調達していたので、部品には困りませんでした。
その頃は、トランジスタなど半導体部品を使っていましたが、真空管にも強い興味が
ありました。でも、高い電圧を使うため危ないと思い、しかし、いつか、挑戦して
みようと思って、集めたものをとっておきました。
はじめて真空管を手にとったのは、3才くらいだったと思いますが、きれいなガラス
の中に、精巧に作られた電極が見えて、感動したのを今でも憶えています。

さて、今回は、ここ最近、製作したものを紹介します。

1-V-1再生式短波・中波受信機
プラグインコイルを差し替えることでAM放送も受信できるようにしました。
10メートル程のアンテナ線で海外の放送を受信できます。AMは混信もなく快適で
実用性高いものになりました。

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上から見たところ
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真空管です。左から6D6,6C6,42

ガイガーカウンター (アルファ、ベータ、ガンマ線)
基本回路にメーター回路、液晶カウンターを追加し検出音がより大きい音で鳴るようにしました。
自然放射線、カリウムを多く含んだもの(昆布、芋がらなど)、トリウムが使われているマントル
、カメラレンズなどから検出できました。

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光電管を使用した光リレースイッチ
光を遮るとスイッチがOFF(ON)します。
メーターは電流計で感度調整の目安です。セシューム光電管PT-25G,PT-25V両方使えます。

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光が当たると右側のリレースイッチがONになります。

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動作チェックしているところ
色々部品の値を変えたり実験しながら作っていきます。

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ケースに組み込んだ様子

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セシューム光電管 光が当たると微弱な電流が生まれます。

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念のため光電管をガイガーカウンターの近くに置くと多少放射線を検出しました。

今回光電管を使うのは初めてだったので、慎重に実験を進めました。
うまく動作した時は感激しました。
また、何か紹介したいと思います。