こんにちは、今井です。
今回も、前回にひきつづき、採集してきた魚を紹介します。
さて、今回は東京港、横浜、三浦半島にいってきました。
アカオビシマハゼ
浅場の岸壁の底付近に多くいます。水深1~2m前後の底で釣れました。5cmくらいです。
食欲旺盛で、なんでもたくさん食べようとします。
アカオビシマハゼ
水槽に移したばかりなので、みんなで仲良く泳いでいます。
ドロメ
ハゼのなかまで、浅場の岩場、潮だまり、岸壁底などに生息しています。
アカオビシマハゼと同じ場所で釣りました。5cmくらいです。
生息域や、同じハゼの仲間など共通している点があるせいか、同じ水槽内では、よく、はちあわせになり、追いかけっこをはじめ、噛み合いになることもあります。小さくても、気が強い感じで、自分より大きい相手を威嚇します。
コスジイシモチ
やや深い、水深8mくらいの、潮通しのよい底付近で釣りました。
水槽内では、昼間は岩穴をふわふわ出たり入ったりしています。夜になり、暗くなりはじめると、
俊敏に泳ぎまわり、行動範囲を広げていきます。
イソカサゴ
潮通しのよい岩礁の奥のすきまなど、身を隠せる場所にいます。 小型のカサゴで大きくても10cm前後です。背ビレに毒があるので、注意が必要です。
水深8mくらいの障害物まわりで釣れました。7-8cmくらいです。
泳ぎまわることはなく岩づたいに移動する感じです。岩の裏側にヒレをうまく使って、逆さまに
はりつく姿を観察することができます。いる場所によって、体の色がみるみる変化します。
人目を気にする感じで、姿が見えても、すぐに岩の裏側に身をひそめてしまいます。
暗くなると、移動しながら獲物を待ち伏せします。
水槽内の環境について
照明 浅瀬のようなとても明るいところ、陰になるところ、やや水深のある青みがかった明るさのところ、かなり暗いところなどをつくっています。
朝になると少しずつ明るくなり、夜になると暗くなるといった具合に、何段階かに分けて明るさが
変わるようにしています。
潮流、波 ある程度の規則性はありますが、潮流の強弱、方向などで、変化が出るようにしています。 底に映る水面のゆらぎも同時に変化します。
海の生き物が実際に棲んでいた場所をイメージしながら、水槽内の環境を、つくっていくのは、むずかしくもあり、たのしくもあります。