こんにちは、今井です。
いつも、さかな通信をご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、水槽で飼うための魚を、久しぶりに採取してきたので、出会えた魚たちのことを紹介します。
ニセクロホシフエダイ 6cm
浅瀬の淡水の流れ込みのある付近にいました。 魚の姿が見えていたので餌に飛びついてくる様子がよく見え、釣ることができました。
水槽内では、小回りがきき、すばやく動き回ります。表層から中層を泳ぎ回り餌を探して岩の間にまで入っていきます。他の魚より餌を捕るのが上手で、ほおばって口から餌がはみだして泳いでいるのをよく見かけます。
意外と口が大きいので、小さい魚と一緒に飼うのは、注意が必要かも知れません。
ホシハゼ 7cm
少し珍しい魚で、底の方を狙っているとたまに釣れることがあります。
岩が点在する、ゆったりした水深2mくらいの場所にいました。
ふだんは、岩の奥の方に隠れて生活しているようで、水槽内でも岩の間に入ってしまって、なかなか姿を見る事ができません。 目の前にある餌だけを食べて、他の魚が近づいても、すぐに隠れてしまいます。
ハオコゼ 4cm 3尾
カキ殻や岩の多い岸際の水深2mくらいのところで釣りました。 ヒレに毒を持っているので、注意が必要です。 刺されると、かなり痛いです。
水槽内では、すぐになじむものもいますが、個体によって様々で、隠れてしばらく姿を現さないものや、餌をまったく食べようとしないものもいて、慣れるのに、かなりの時間がかかることもあります。
ハオコゼは愛嬌があり、色もきれいなので、うちの水槽の中にはいつもこの魚がいます。
左からメバル、中央 キュウセン、右下 マハゼ、右上 ニセクロホシフエダイ
餌をあげるときに、すばやく動ける魚だけが先に食べてしまって底の方にいる魚や岩陰の奥にいる魚に行き渡らないことがあり、そのような時は、スポイトや長いピンセットを使って魚の口元までとどけてやります。
様々な種類の習性や性質の異なる魚たちを、同じ水槽で飼育するのは、難しさや予期しない出来事もありますが、新しい発見があり、なによりも観察していて、とても楽しいです。
最後に宣伝です。
私も背景マンとして参加させて頂いていました
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