雑記

学生時代の絵の整理

こんにちは、福田です。

あっという間に「福岡スタジオ」が発足して丸2年が経過しました。
福岡での生活 や リモートでの打ち合わせ参加も、ようやく慣れてきた感じです。
まだ色々と変化が多い環境なので、1つずつ熟せていければ良いな、と思っています。
 

今週のブログ当番 福田くん はこんな人

美大日本画を卒業後、2013年スタジオPablo入社
2018年TVアニメ『少女歌劇レヴュースタァライト』で初の共同美術監督。
2019年より「福岡スタジオ」の責任者を務める。
佐賀県出身

 

過去の絵の整理

最近の休日ですが、実家(佐賀県)に戻り
小学校時の教科書・プリントや、学生時代に描いた絵などの荷物を整理して、断捨離を決行しています。
いつの間にか家中を圧迫する位になっていたので、思い切って去年から少しずつ減らしている最中です。
その中で、高校・大学時代に描いていた絵がいくつも出てきました。

鉛筆デッサン

これは高校入学時のデッサンです。
「同じ形でも材質が違う2つを構成して、質感を描き分ける」という授業だったと思います。
いま思えば、当時からかなり難しい課題をやっていたんだな、という気がします。

絹本模写

こちらは大学で行った、絹に描く「絹本(けんぽん)模写」の作品です。
墨で直接描くため、修正はほぼできません。
筆で勢いある箇所と繊細な箇所、墨の濃淡での空間表現など、考える箇所が多く
描いて初めて気づくことが多々ありました。

「模写」は、似せて完成させることも大事ですが
構図の取り方や、描き込み省略方法など「描き手側の絵作りの思考」を理解しようとすることが重要だと思います。
ですが、当時の自分は真似することに精一杯で、そこまで出来てなかった気がします。

こうして過去の作品をみると、今の仕事内容に直接繋がっている点も多々あるので
過去に制作した絵やデッサンを改めて見る機会を作ることも大事だなと思いました。

現在の福岡スタジオ

只今こちらでは、劇場版『少女☆歌劇レヴュースタァライト』を鋭意制作中です。
劇場版 レヴュースタァライト 公式HP

公開まで、もうしばらくお待ちください。

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