こんにちは。羽原です。
前々回のブログでは、カルボナーラを作りましたが、「またパスタか。」と。
カルボナーラ編はこちら→「禁断の肉。楽園送り。」https://studio-pablog.com/10156/
肉料理と悩んだのですが、毎度感覚で作っているものを紹介してもどうしようもない気がしたので、それなりに作り方が安定しているパスタとさせていただきました。
今回作るのは、ボンゴレビアンコ。アサリのパスタです。
とはいえ、単にレシピを書くならただのクックパッドなので、おすすめのパスタとか、火加減の理由なども紹介できたらと思います。それでは。
まず、火をつける前のフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れます。にんにくの芽はめんどくさいので自分は取らないです。
最初は強火ですが、シュワシュワしてきたら、弱火に。
にんにくの香りは高温で揮発しやすいので、温度を上げすぎないようにすることが重要です。
唐辛子とパセリを入れます。
種を入れると辛くなるので、好みで調整しましょう。
ペペロンチーノならこれで完成です。ここからボンゴレにしましょう。
ニンニクに色がついたらアサリ、白ワイン(自分は大さじ4杯くらい。正直ちゃんと計っていません・・・)を入れます。
蓋をし、中~強火にします。
アサリはだらだら火を入れると身が固くなるため、強く・短く加熱します。
ワイン(水分)を入れるため、理論上100度までしか温度が上がらず、加熱時間も短いので強火でもニンニクの香りのロスも抑えられます。
アサリの口が2,3個開いたら火を止め、蓋をしたまま余熱で全て開くまで待ちます。
アサリは別の皿に移しておきます。パスタと絡める際貝が割れてしまうので。
弱火にかけ、水分量を少し減らしておきます。
ボンゴレのソースはこれで完成。
次はパスタを茹で方です。
鍋に水1L、塩12gほど入れます。湯が沸いたらパスタを入れるのですが、記載されているゆで時間より1分短く茹でます。
今回のパスタは9分となっているため、8分茹でます。
また茹で加減ですが、
中・小の泡がポコポコ沸くくらい
をキープすることです。沸かしすぎも、しなさすぎもよくない。
沸かしすぎると麺のでんぷんが出すぎてしまい、ねっちょねっちょになります。
この写真の状態はちょっと強いかも・・・
茹であがりの1分30秒前になったら、フライパンにおたま1杯分のゆで汁を加えます。
フライパンは中火にし、水分をちょっと減らしておきます。
茹であがったパスタを、フライパンに移し、ソースと絡めます。もう一杯ゆで汁を入れ、フライパンを傾けた際にソースが滴るくらいに水を飛ばします。
アサリをフライパンに戻して、再加熱したら。完成。
良い撮影場所がなかったので床で。スミマセン
イタリア料理は複雑な味ではなく、素材を楽しむ料理です。工程も少なく簡単なのでぜひお試しあれ。
パスタの選び方
個人的には、”ゆで時間が長い・ブロンズダイスのパスタ”
を選んでいます。ダイスとは、パスタ製造時にパスタが出てくる穴のことです。
テフロンダイスと、ブロンズダイスがあります。
写真だとわかりにくいですが、表面がつるつるならテフロン(写真右)、ざらざらならブロンズ(左)です。
どちらもよい面はあるのですが、ブロンズのほうがソースとの絡みがよいので、ざらざらのパスタがおすすめです。
最後に宣伝です。
スタジオpabloで美術を担当させていただいた映画「トリツカレ男」が公開中です!
ぜひ劇場でご覧ください!
