スタジオPablo さかな通信

新しい海水水槽

こんにちは、今井です。

いつも【スタジオpablo さかな通信】をご覧いただき、ありがとうございます。

今週のブログ当番 今井さんはこんな人

小林プロダクションを経てフリー

2006年頃よりスタジオPabloの仕事を手伝って頂いています

ゲーマー、電子機械工作人、釣り人、料理人の顔を持ち、どれもプロ級

当ブログでは、「さかな通信」を長年担当しています

宮城県出身

 

【スタジオpablo さかな通信】では、川や海に生息している魚、生き物の採集や飼育、釣り、時には料理などを紹介していきます。

さて今回は、新しく海水水槽を設置したので、その様子を紹介しようと思います。

 

私が魚や生き物の採集や釣りによく行く場所に堤防や岸壁があります。そこから水面を覗いてみると、岸際にカキや海藻、カイメンなどが付いており、周辺を魚や生き物がいきいきと暮らしている様子を観察できます。

水槽の環境もできるだけ、そのような環境に近づけたいという思いもあり、今回、水槽の正面奥を岸壁に見立てた、身近にある、日が射し込む浅瀬の海というイメージで作ってみました。

岸壁はコンクリートにカキ殻を組み合わせ、土台を作り、カキ殻の集まりを使って張り出した部分を作ったりしていきます。生き物が登ったり、魚が隠れられるようにと想像しながら作っていきます。

コンクリートは強いアルカリ性ですので、生き物を安全に飼育できるように念入りにアク抜きします。

水槽に設置し海水を入れてPH(ペーハー)をチェックします。

貝砂、岩を入れて、各装置を回し、しばらく安定させてから魚や生き物を入れます。

        昼間のイメージ 水面近くの様子 外が青空のようにみえます

一カ月もすると、岸壁に藻類や色の付いた付着物が付きはじめ、それらを巻貝(アマオブネガイ、スガイ)やブドウガイ、ヤドカリが食べている様子が観察できました。

魚もカキの隙間に身を寄せたり、 カキを土台にして、ヒレを上手く使って水面近くまで移動している様子を観察できました。

岸壁は水面の上にも続いているので、ヤドカリや巻貝にはよいと思います。

また、波や水流は不規則に起こるようにし、光も時間帯で変化するようにしました。

                      夜の明るい外灯のイメージ

       暗い月明かりのイメージ

 

 

岸壁を作るのは簡単ではありませんでしたが、作り甲斐がありました。

時が経つにつれて様々な付着生物が付き、それらしい雰囲気が出てくると思います。

 

 

さて現在の私は、TVアニメ『2.43清陰高校男子バレー部』の背景を描いています。

画像引用元:https://243anime.com/

 

2020年1月7日 フジテレビ ノイタミナにて放送予定です。

https://243anime.com

 

ぜひ、ご覧ください。

 

 

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