こんにちは、今井です。
いつもstudio pabloさかな通信をご覧いただきありがとうございます。
今週のブログ当番 今井さんはこんな人
小林プロダクションを経てフリー
2006年頃よりスタジオPabloの仕事を手伝って頂いています
ゲーマー、電子機械工作人、釣り人、料理人の顔を持ち、どれもプロ級
当ブログでは、「さかな通信」を長年担当しています
宮城県出身
さかな通信では身近な海や川の魚を中心に水辺の生き物や採集、飼育の様子を紹介していきます。
さて今回は磯の魚を紹介します。
ニシキベラ 11cm
以前紹介したことがあるキュウセンと同じベラの仲間で、岩場の浅瀬などに群れています。ベラは種類が多く色彩も豊かです。
俊敏な動きする魚なので釣りが簡単な採集方法になります。漁港の際の浅いところにニシキベラが見えたのでエサを入れたら岸壁のえぐれている所から飛びついてきました。
小さい魚の割に引きが強いので小物釣りとしてもよいと思います。
よく泳ぎ回る魚でじっとしていることが少なく岩の間を出たり入ったり、同じところをぐるぐる回ったりしています。
ベラの仲間のキュウセンは夜になると砂の中に潜って休んでいましたが、ニシキベラは砂に潜らず岩陰で休むようですが、水槽内では気に入った場所がなかったのか自ら砂利を掘り込み、カキ殻や岩の隙間に入り込んで休む様子を観察できました。
カゴカキダイ 8cm
チョウチョウウオに似ていますが別の仲間です。
温帯性の魚で岩場近くに群れています。適度に潮が動く転石帯の水深2mくらいの所で釣りました。
ニシキベラ カゴカキダイ共に雑食性で配合飼料もよく食べ、アミエビ 身餌のほか豆腐なども食べます。
地味めの海水水槽にニシキベラとカゴカキダイが加わると華やかになり温帯域の磯のような雰囲気になります。
これからも観察を続けていきたいと思います。