こんにちは、斉藤です。
福岡では最近まで気温が30度くらいあったのに、急に寒くなってきて気温の乱高下にびっくりです。
皆様も体調崩されないようにお気をつけくださいませ。
今ちょうど、1300年ぶりに来たと言われるレモン彗星なるものが見頃らしいのですが
私の住む地域ではここ一週間くらいずっと雲が多くて、今のところ全然見られません。
彗星は流れ星と違って数週間くらいは見れるそうなので、まだしばらくはチャンスがありそうですが
夕方か明け方頃に地平線ギリギリの位置なので、平日は難しそうです。
先月は皆既月食がありまして、こちらは晴天に恵まれてバッチリ観察できました。

欠け始め
三日月とは違うフワッとした欠け方で、グラデーションになっていますね。
まだ明るい部分は光が強いので、影になっている所は肉眼では見えづらいです。
強い光が無くなると、途端に暗い部分がはっきり見やすくなりました。
赤い。不気味ですね。
オレンジ味も感じるし、紫にも見えるような…
よく「赤銅色」と表現されます。
光の中で赤色が一番波長が長くて遠くまで届くため、
完全に地球の影に入っていますが、屈折した微かな光が届いて赤く見えるそうです。

一歩引いて周りの景色と一緒に見てみると、
いつもの見慣れた風景の中にポツンと赤い月が浮かんでいるのは異様で
見慣れない不思議な感じがして、少しぞわっとします。
月食のことを知っていても不気味なので、
昔の人からするとさぞ恐ろしい気持ちだったでしょうね…。
月食の写真はネット等でも気軽に見れるかと思いますが、
人間の目は眩しかったり暗かったりすると、見たいところが見やすいように調節されるので
写真では実際の色は伝わりづらいかもしれません。
興味のある方は生で見ることをオススメします!
余談ですが、
子供の頃に、皆既月食よりもずっっっと珍しい「皆既日食」にとても近い日食が九州でもありまして。
当時授業中で、先生に「日食見たいです」と言ってみましたが
「はいはい、60年後に見てね。」で終わってしまい、凄く心残りだったことを覚えています。
先生、天文系のイベントは遠足の雨天中止みたいな感覚と全然違って、少し曇っているだけでアウトなんですよ…。
60年後のその時間に用事がなく、かつ雲のほぼ無い晴天なんて難易度超絶高いです!
ここで宣伝です
弊社で美術を担当させていただいた映画、「不思議の国でアリスと-Dive in Wonderland-」
ほとんどの映画館で上映が終了しているかと思いますが…
じつは最後のほうに出てくるりせの部屋、
シロツメクサの柄の布や、B級映画っぽいものなど
映画中のセリフでりせが好き!と言っていたものがちょっと置いてあるんですよ。
今後機会があったら見てみてくださいね!
公式サイトはこちら↓
https://sh-anime.shochiku.co.jp/alice-movie/


