こんにちは、今井です。
いつもさかな通信をごらんいただき、ありがとうございます。
さて、今回は、水槽に新たに加わった魚を紹介します。
ヨロイメバル 11cm 小さな漁港の岸壁下2m前後の底付近で釣れました。
メバルという名前がついていますが、カサゴやソイのなかまに近い感じがします。
体の色は渋く全体的に重量感があり、中層を泳ぐのがあまりうまくなく、長い間浮いて泳いでいられず、ヒレの動きを止めると、落ちていきます。
しかし、底付近では、ヒレをうまく使って底を這い回るように、すばやく移動します。
上をよく見ているので、水面に浮いている餌に反応がよく、水しぶきをあげ、餌と一緒に空気まで食べてすばやく戻っていきます。 獲物を見つけたときの突進力は、他の魚を圧倒します。
メバル 7cm 水深3m前後の岸際で釣れました。おとなしい性質で、やや臆病です。
海藻の近くでふわふわ泳いでいて、上のほうを気にしている感じです。
自分より上にいる獲物に対してよく反応し、水面に浮いている金魚の餌や乾燥したアミエビなど、上手に食べます。
ヨロイメバルとの相性はよくなく、時々追いかけ回されていますが、自由自在に体の角度を変えて、うまく上のほうへ身をかわします。
新たに加わったコケギンポの仲間 以前紹介したものより茶色がかっています。
縄張り争いするコケギンポ たまに噛み付き合っているのをみることがありますが、すぐにおさまります。
長く生きている(4年目くらい)ハオコゼ 獲物に狙いを定めています。
ハオコゼは3匹いますが、その中でも、もっとも強い警戒心を持つ赤味の強い個体。
夜になり、照明が落ちて手前に出てきたところ。
魚の種類によって、さまざまな習性があり、まったく同じ種類でも、性質が違っており興味がつきません。