制作裏話

どろろの背景美術について2

こんにちは、松村です。
寒いですね!社内でも風邪とインフルエンザが流行っていますが、僕は今のところ元気です。

年が明けてどろろの放送が始まって早3週間。毎回お話の内容はもちろん、キャラクターの動き、声(百鬼丸喋ってない・・・)、音楽と見所がたくさんありますね。

中でもパブロが担当している背景美術の見所を、美術監督の藤野さんに続いて書いてみたいと思います。

http://studio-pablo.com/pablog/1376/

 

毎話数登場している鬼神像ですが、これはアニメーターさんの線画に美術で着彩するハーモニーという方法を用いて描かれています。

通常キャラクターなど動くものはセルといって、色彩設計さんが指定した色で着彩されますが、セルの着彩も美術側で行うことで、背景との質感を合わせることができます。

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いろんな種類がありますね。
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血が飛んだり、光ったり、割れたり、毎度表情がかわっていて面白いです。

他にも、季節感を大事に描いていることが多いです。
先日放送の3話では、基本的にモノクロのシーンが続きますが、季節を感じさせるものには色がついてます。

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この先の話数でも、空の色や日差しの強さなど季節感がいろいろ登場しますので、注目して見てもらえると嬉しいです。

次回放送の4話では、ハーモニーを使ってある花が描かれています。ぜひ探してみてください!

(ツーリングについてはまたそのうち!)

 

http://studio-pablo.com/pablog/1376/