雑記

アニメ映画「神々の山嶺」を観ました。

こんにちは、土橋です。 😛
今年も時が過ぎるのは早くもう11月になりましたね。

今週のブログ当番 土橋さんはこんな人

美大油絵科在席中から、アルバイトとしてスタジオPabloに勤務

大学卒業の2018年入社

現在は2024年公開の劇場作品の背景マンとして参加中

神奈川県出身

私は映画鑑賞が趣味で、海外の2Dアニメ映画を観ることが好きなのですが
今年公開されたアニメ映画の中で、とても素晴らしい作品に出会えました。

2022年7月8日に公開された「神々の山嶺」という作品です。

(映画館のポスターです)

当作品制作過程がなかなか特殊で、日本の小説を漫画化したものを原案に
フランスのアニメスタジオが制作したフランスアニメ映画となっています。
日本でも数年前にバンド・デシネ漫画(フランス、ベルギー中心の地域漫画のこと)を
日本のアニメスタジオが制作したムタフカズという作品がありましたが
この作品と逆の形をとるわけで、文化交流的にとても興味深いのです。

最近ではフランスのバンド・デシネ市場では日本の漫画の仏訳版が売り上げを占めていく
ブームがあり、おそらくその流行の一端として制作されていったように思えます。

肝心の映画を観た感想ですが、没入感が圧倒的な作品でした。
この作品原案は日本の小説なのですが、話の舞台はエベレストです。
なので美術や音響(雪山の雪崩の環境音等)は
外国のアニメ制作者が実際に触れあった体感から描かれている事になるので
そのため実際に自分もその場にいるような鑑賞感があり、登山家の狂気に近い熱意や
死と隣り合わせの登山の恐怖を訴えてくる描写が迫力満点の作品になっていました。

たまに映る日本の都会の風景も海外の方に描かれていますが
色使いなどがフランスアート的で独自性が高く面白かったです。

映画館での公開はもう終わってしまいましたが
また振り返って観てみたい作品になるなと思いました。

今後もこういった作品が作られていったら是非観に行きたいです。
(予告動画があったので最後に貼っておきます。)

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