こんにちは。福岡スタジオアルバイトの斉藤です。
今週のブログ当番 斉藤さんはこんな人
2019年ゲーム会社を経て スタジオPABLO福岡支社でアルバイト勤務
日本画8年、ゲーム会社背景担当3年の経験を活かして
現在は在宅ワークで背景画を描いています
福岡県出身
一気に暖かくなり、心地よい季節になってきましたね。鼻水ダラダラですが。
最近は公園などでシートを広げて、何も考えずにゴロゴロするのがマイブームです。
なかなか贅沢な時間の使い方だなぁと思いますが、
ここのところ頭を使う背景画を担当することが多かったので
こんな池のほとりで浮いているカモたちをひたすらボーっと眺めていると
何だかリフレッシュしたような気がします。カモ多すぎ。
今回は先日行ってきた熊本市の魅力をお伝えできればと思います。
学生の頃お世話になった地域で、今でも用事や観光でよく訪れるのですが
巨大なビルとレトロな建造物が混在し、バスすれすれに路面電車が走っているという
色々と盛り沢山な街です。
写真がなくて残念ですが、道路の真ん中に大きな鳥居が立っていたり
国の登録有形文化財の建物で本屋やカフェが営業していたりと
街を歩くだけでも面白いです。
地震で被災した熊本城も、今では天守閣まで見学できるようになりました。
この街に「せんば」という地域があるのですが、
「あんたがたどこさ」の唄で有名な「肥後手まり唄」に出てくる
せんば山のたぬきのゆかりの地として、あちこちにたぬき像が置かれています。
熊本市電(路面電車)の洗馬橋電停付近では、
交差点からざっと見渡すだけでも複数のたぬき像が発見できます。
船場山の「せんば」とは漢字が違いますが、
この辺りが唄に出てくる「せんば」ということで
どこからか曲が流れてきて、歌詞の看板も設置されています。
こちらはポストの上のたぬき像。凄く楽しそうですね。
時期によっては激しめの飾りつけをされていて
ちょっとした名物になっているのですが、この日は通常タイプでした。残念。
橋の上には前衛的なたぬき。(左)
なんと唄にはたぬきでなくエビが出るものもあるらしく、エビまで像になっています。(右)
お地蔵様もたぬきさん。
よく見ると繊細な刺繍の施された、とても上等そうな生地の服が着せてあります。
たぬきの愛され具合ハンパないです。
電停から少し南にある船場菅原神社。
ビルに囲まれてひっそりと佇む小さな神社ですが、「肥後手まり唄」ゆかりの神社として
寄贈されたたぬきの置物が沢山並んでいます。
斜めからちょっとだけ撮影させていただきますね。
由来の立て札によると、1610年ごろ加藤清正の家臣が投網で魚を捕っていて
網にかかった天神様の石像をお祀りした祠から始まった神社だそうです。
立派なデコポン(熊本の特産品)が2つ供えられていました。
ここでは全部紹介しきれませんでしたが、他にも夜に目が光るたぬき像や(怖っ)
触る場所で色々な運気が上昇するふれあいたぬき等、
個性あふれるたぬきの像が沢山ありますよ~。
熊本城から徒歩でも行けるくらいの距離なので、街歩きのついでに訪れてみてはいかがでしょうか。