こんにちは、福岡の斉藤です。
9月でもまだまだ暑いですね!
近所の猫もこの通り、半分液体になっています。
こう暑いとなかなか外に出る気力も湧きませんが、
そういう時には九州の避暑地、阿蘇です。
標高が高く、涼しくて綺麗な水源が沢山あるので
暑い時期にはうってつけの行き先です。
今回は大分との県境、阿蘇郡産山村周辺の水源巡りをしてきました。
大きな杉の木が印象的な池山水源。
毎分30トンとかいうとんでもない量の水が下から湧き出ているそうです。
透き通った水の中をよくよく目を凝らすと、
ところどころで小さな泡が出ているのが見えました。
水源は基本的に飲み水なので、水に入ってはいけない所も多いのですが
こちらは足をつけて良い場所が設けられています。
真夏の真昼間だというのに、水源の水は氷を入れたように冷たく
数十秒浸けると足が麻痺して真っ赤になりました。
あ~極楽、と言いたいところですが、気持ちいいを通り越してもはや苦行です。
平地が36度くらいの日に訪れましたが、想像以上に避暑地ですね。
水源の水で冷やされたトマトの無人販売所。
これは…ミニトマトには見えないし、袋入りでもない。
どれがどの商品なのか謎ですね…
そして料金箱がむき出しのグラス。熊本は今日も平和です。
こちらは山吹水源。
ひと気のない森の奥にあり、苔むした木々が思い思いの方向に乱立しています。
中央には祠が祀られていて神秘的な雰囲気でした。
ここも毎分30トンの水が湧いてくるそうです。雨ってそんなに降ります?
こちらは水源近くにあるヒゴタイ公園。
四季折々の山野草が自生していたり、植えられている公園で
この辺りに自生している「ヒゴタイ」という
瑠璃色の玉がポンポンついている花が見頃だったので訪れました。
いわゆるフラワーパークのような華やかさはありませんが、
どこまでも広がる高原に山野草が咲く様子はとても雄大で美しいです。
広い公園内を下ると渓谷もあったりして色々な景色が楽しめます。
ここの見どころはもう一つ、ブルービーと呼ばれている、その名の通り青いハチです。
正式な名前はルリモンハナバチといって、自分では巣を作らず
「労働寄生」するそうで、見た目も生態も不思議な蜂です。
なかなか出会う難易度が高めなので、「幸せを呼ぶ青い蜂」としてこの地域では親しまれています。
ヒゴタイ公園にはブルービーが好む「ミソハギ」という
赤紫色の花が沢山植えられているので、8月~9月上旬頃だと結構出会いやすいですよ。
しばらくミソハギの前にスタンバイしていると…
なんとまあ鮮やかな青色だこと!
光の具合で黒光りが青く見えるというわけではなく、ちゃんと水色です。
幸せを呼ぶらしいですが、見れたということが嬉しくて一日ハッピーに過ごせそう。
あまり止まらずに活発に動くので、カメラを構えても大半は残像かハチどこ?状態です。
近くをクソデカオニヤンマが徘徊していたので、襲われないことを祈ります…。
弊社で背景美術、美術監督を担当させていただいている
『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』
先日、DVDが発売されましたよ!
予約していたので早速届きました、シナリオと設定資料集付きのデラックス版です。
デラックス版の表紙はスタジオパブロ描き下ろしの背景らしいです。
通販サイトの説明書きにありました。
そうなんですか!?