こんにちは!アルバイトの清水です。1年ほど前からパブロで働かせていただいておりますが、今回が初のブログ担当です。ちょっとドキドキしてます。
さて、私は大学で今美術教育について学んでいるんですが、今回はその授業のことをお話しようと思います。
皆さんは「臨画(りんが)」という言葉をご存知でしょうか?
明治時代、学制が始まったころ、図工の授業では教科書に書いてあるリアルなお手本をそのまま模写する方法がとられていました。それを臨画というそうなんですね。
この間講義で、教授が当時使われていた教科書を見せてくれました。
教科書には色んな絵が描いてあるんですが・・・
見事にほとんどキノコしか撮っていない!!どうでもいいことですが私はキノコが大好きなんです。
江戸時代に南方熊楠という学者が茸、菌類について研究をする上でたくさんのキノコを描いていたんですが、この時代ではまだ、絵画にキノコが題材となって登場することはあまりなかったと思います(私が知っている限りなので定かではないんですが)。
現在は若い女性を筆頭にキノコブームが湧き起こってますが、よもや明治時代の図工でこんなリアルなキノコを模写する授業があったとは・・・つい文明開化の授業風景に思いを馳せてしまいました。
昔の子供達はこんな絵を描いていたんですね~、ちなみに小学五年生の教科書でした。ちょっと五年生にしてはなかなか難易度高いですよね・・・
最後に季節の話題を。
クリスマスが近づくにつれ、街のイルミネーションを見かけることが多くなりました。
写真はつい最近立川で撮ったイルミネーションです。
周りはカメラで地鶏を、いえ自撮りをする男女で溢れかえっておりました。
この日は女友達と映画を観に行ったんですが、二人で歩いているのに何故か心寒くなりました。
寒いねと話しかけたら寒いねと返す人がいるはずなのに暖かさを感じないのはなぜなのか・・・
今年の冬もいいことがありますように・・・。