雑記

エレクトロ二クス工作 ラジオ製作

こんにちは、今井です。

いつも、さかな通信を観ていただき、ありがとうございます。

さて、今回は、久しぶりにエレクトロ二クス工作です。
最近作ったものがありますので、それらを紹介します。

2石AMイヤフォンラジオ
1960年代のラジオの回路を参考に、できるだけ年代物の部品を使いました。
小学生の頃に集めた部品も使いました。
ゲルマニウムトランジスタ(2SA104 2SB113)を使用

プリント基板は使わず、ベーク版を土台にして、ハトメを打って裏で配線します。

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ゲルマニウムトランジスタ

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ラジオに使用する、さまざまな部品

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完成したもの

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内部の様子

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裏側の配線

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室内でも、1-2mのビニール線アンテナでも、AMのほとんどの放送を聴くことができました。
選択度もよく、混信もありません。 実用レベルです。

2石FMイヤフォンラジオ
小中学生の頃、よく見ていた科学雑誌が手元にあり、FMラジオの製作記事が載っており、
懐かしさから、実体配線図そのまま作ってみました。

シリコントランジスタを2つ(2SC839 2SC1815)使用します。

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シリコントランジスタ

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完成したもの

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内部の様子 右側に自作したコイルがみえます

室内でもアンテナなしで、3局ほど入りました。音声はなかなかクリアです。
チューニングには、少し慣れが必要ですが、実用になります。

3石増幅器(アンプ)
先ほどのAM FMイヤフォンラジオなどを、スピーカーで鳴らすための装置をつくりました。
ゲルマニウムトランジスタ(2SB113 2SB171 2SB495)を使用。

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完成したもの となりは、ダンボールで簡単に作ったスピーカー

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横から

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後ろから

かなり小さな入力信号でも、大きな音で鳴らすことができます。
普通のオーディオ信号も使えるように、入力を2系統にしました。
ラジオなどは、十分な大きさでなりました。

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実際にラジオを接続して聴いているところ

当時集めていた部品を使ったり、ジャンク屋さんをまわって昔の部品を探したりして、その時代に
思いを馳せながら、作るのも電子工作の楽しみのひとつです。