こんにちは、福岡スタジオリモートワーク中の斉藤です。
今週のブログ当番 斉藤さんはこんな人
2019年ゲーム会社を経て スタジオPABLO福岡支社でアルバイト勤務
日本画8年、ゲーム会社背景担当3年の経験を活かして
現在は在宅ワークで背景画を描いています
福岡県出身
梅雨、キノコの生えやすい季節になってきましたね。
近所にもずいぶん立派なキノコが生えています。
私は高校の卒業制作で大量のキノコを描いたほどのキノコ好きなのですが、
うちの庭にもついにキノコが…!?
と思ったら柿の残骸でした。残念!
一瞬でテンションが乱高下した今日この頃です。
※ツチグリで画像検索するとそっくりなヤツが出てきます。
さて、現在放送中のダイの大冒険、私も背景で参加させていただいておりますが、
魔王軍のアジトはなかなか独創的なセンスのお部屋やインテリアが多くて
面白いなと思ったので、いくつか紹介させていただこうと思います。
鬼岩城
鬼岩城という場所では、多くの部屋のメインカラーが
・暗めの赤
・ベージュグレー
の2色になっていて、制作サイドいわく「肉色」と「骨色」だそうです。
うわぁ…
なるほど、禍々しい感じがすると思いました。
岩壁の色を生かした内装に、骨のようにスッと伸びた柱が印象的です。
いつもハドラーが座っているイスに至っては
肉色のクッションが何というか…繊維質な?謎の素材で出来ています。怖っ!
魔王軍の方々は良いセンスをお持ちのようで…
一体誰の趣味なんだろうとか想像しながら描くのも楽しいものです。
ザボエラのアジト
ザボエラのアジトは、アニメでは部分ごとしか見えなくて勿体ないですが(描く身としては楽)
美術設定では部屋の全貌が描かれていて、おどろおどろしい小物ばかりの
なんともザボエラらしい個性あふれるお部屋となっています。
水晶の土台が手の形だったり、照明の掛かっている突起が指のようだったり
机?は実用的とは言い難い派手な凹凸の造形です。
他にも銀のトレイの装飾など細かいところまで骨や爪、指等を彷彿とさせるデザインです。
ザボエラさんの研究内容を考えると、果たして「モノ」でできているのか怪しいですね…
地底魔城
こちらは初見で一番びっくりしたもの。
地底魔城の通路の壁に設置されている燭台です。
悲鳴でも聞こえてきそうなデザインですね。独創的すぎる!
アニメを見ていると動くキャラクターやモンスター等に目が行きますが、
部屋や小物などにもそれぞれ個性があったりするので
そういう所を見てみるのも面白いかもしれません。
ダイの大冒険、毎週土曜日朝9:30~放送中です!