制作裏話

アフレコすごい!

こんにちは、藤井です。

パブロでは、先週今週と2班に分かれて、惡の華のアフレコ見学に行ってきました。
美術スタッフがアフレコを見学するのはとっっっっても珍しいらしく、なんと全員が始めての体験でした。
私が参加させて頂いたのは先週です。

収録スタジオは、おしゃれなレストランみたいな外観で、
エントランスの奥にはたくさんの酒瓶とか、ピングドラムのペンギンがカッコイイ感じに飾ってありました。
おしゃれなの!?アニメなの!?ピングなの!?と、緊張と興奮で頭がてんやわんやなまま、
奥の収録スペースへお邪魔しました。

通して頂いた席は…
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声優さんの演技が目の前に見えて、
後ろからは監督や音響の方々の真剣で楽しそうなやり取りが聞こえてくる、ものすごい特等席でした

おしゃれ空間にそわそわして収録開始を待つこと数分
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その時間、役者さんは3人いらっしゃって、
まずお一人が、渾身の一言を収録して颯爽とかえって行かれました。
これが本当に何気ない…台詞(?)だったんですが、目の前で見ると身震いしちゃいます!

その後は春日と仲村のやり取りのシーンで、
なんというか…想像してたアフレコと違う!舞台!マジなやり取り!なんです

テレビで見るアフレコ現場に潜入 みたいな番組みたいな、
声優さんはモニターとマイクのほうを向いて演じるような、わかりやすい構図を想像してたんですが、

最初はそうだったのがだんだん激しくなってきて…
音響さんが、なんだかすごそうなセッティングをして、
声優さんはマイクもモニターの方も向かずに、
向かい合って身振り手振りに役になりきって、泣きそうだったり足を踏み鳴らしたり…

今までに見た何よりもゾクゾクする熱い演技でした!

そうして現場の皆さんの休憩中に、私達は帰って背景の作業に戻ろうとしたら、
なんと音響さんの一人だと思っていたおしゃれなおにいさんが、原作の押見先生でした。
今週もアフレコの現場にいらっしゃったそうで、原作の方もあるのにアニメの現場にまで!
本当にアツい!です!
今週見学させて頂いた班も大興奮で帰ってきました!

すごく貴重でこっちまでアツくなるような体験を、ありがとうございました!
美術スタッフも盛り上がって作業しています