制作裏話

終わりのセラフ作業工程

こんにちは、吉岡です。

終わりのセラフ名古屋決戦編が、いいよ10月10日から放送開始されました。
6月30日に書いた前回の私のブログがセラフ一期の最終話放送のことを書いていたので
時が過ぎるのが速すぎて、恐ろしくなります。

前回のブログの予告通り、今回はセラフの背景の描き方の工程を写真を交えながらご紹介できればと思います

今回描く工程を紹介するBGは、一期で何度も出てきた優一郎の家の前です。
このカットはミカエラの心情、寂しさや孤独感と心の支えでもある家族の住む家の雰囲気が
でればいいなと思い描きました。

●まずは、シリウス紙に紺色のカーボンで原図を写します。

1.jpg

●全体に絵の具で地塗りをします、明暗をしっかり出しライトのフレア感も地塗りで描きます。
地面も、少し濡れているような雰囲気を出します。
右側の壁や地面は濡れているうちにパレットナイフで絵の具を重ねてあやを入れていきます。

2.jpg 3.jpeg

●手前や壁にざらざらしたマチエールが欲しいので、指でモデリングペーストを塗ります。
乾かしたら、上からパレットナイフを大胆に動かして調子をつけていきます。

4.jpg
5.jpeg

●手前からパイプや地面のタッチを入れていきます。
描き込むところとあえて描かないところを意識しながら描き進めます。

6.jpg

●最後に奥の方を描きます。
手前に横切る電線やハイライトなど、繊細に入れていくことで地面や壁の大胆なタッチとの差が出てくる
と思います。

7.jpg

そしてこの後出来上がったBGをスキャナーでスキャンし、フォトショップでライトのフレアを足し完成です

8.jpg

この様な工程で、セラフのBGは出来上がります。

背景を描くスタッフが、一話から少しづつ自分の中で描き方を発展させて、
セラフの背景は一話ごとに進化していってます。

今週の放送は、いよいよ優一郎たちが名古屋に足を踏み入れます!
どんな風に名古屋の街が描かれるのか、背景の方も注目していただけると嬉しいです。

二期も一期の美術を踏まえたうえで、より良いものに発展出来ればとやる気がメラメラしています!!!
2期も終わりのセラフ名古屋決戦編をよろしくお願いします!