制作裏話

戦国コレクションの魅力とは…!?

こんにちは、パブロ代表の秋山です。

今週は忙しくてブログを書けなかった長澤さんに変わって僕が代筆をすることになりました。

このパブロのブログも早いもので開始から1年が経とうとしています。

週に1回の更新ですが会社のみんなで回していたおかげでなんとか継続できているので
良かったと思っています。

戦国コレクションの魅力とは…!?

さてそんな記念すべき1周年の今回は
先日行われた、戦国コレクションの打ち上げに
ちなんで僭越ながら戦国コレクションという作品の魅力を語ってみたいと思います。
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まずこの作品はとても大好きな作品です。
常々「これは名作ぅ~!」と呟いていました。(^^)

全体的に優しくて深夜の疲れた体を癒すアニメ

正直、業界人の割にアニメをほとんど観ない僕はたまにアニメをみると
「なんか疲れる…」みたいな感覚があったのですが
戦国コレクションはそういったことを感じずに観ることができました。

絵にもお話や表現にも嫌みが無くその為
全体的に優しくて深夜の疲れた体を癒すアニメだったなと思っています。

特に好きな話数は6話です。

印象深く好きな話数はたくさんありますが
特に好きな話数は6話(平賀源内がタイムマシンを発明して過去に行く話)です。
絵コンテを読んだときには「これでいいの!?」という衝撃がありましたが
完成をみたときには思わずうなってしまいました。
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人気の高い5話(卜伝登場の話)と7話(芭蕉とさびれたカフェの話)に挟まれて
地味な印象があるお話ですがこの作りの素直さと強引さとセンスは
複雑な作品を見慣れた僕には相当の刺激でしたし「戦コレ」を象徴するお話だったと
思っています。

戦コレは打ち上げのときにも各所から「第2期を…!」という声があがっていましたが
是非2期をみてみたい作品です。

背景美術に関して

背景会社のブログですので戦コレ背景美術に関して語ると
美術監督にフリーの倉本さんと中村さんに立ってもらっていたので
僕は特になにもしていなかったのですが、だからこそいえる
手前味噌ですが「実に素晴らしい美術だった!!!」と思っています。
客観的にみて、1話から最終話までを通してのクオリティの高さなど
なかなかああいった仕事はできないものだと思います!

謙虚さのかけらもないコメントですね(^^;)どこが客観的なんだという
ツッコミが入りそうですが…(>_<)

勿論、プロデューサーの常葉さんや監督の後藤さんのご理解や配慮、
設定作成会社アラルコンさんの緻密な設定に支えて頂いた結果です。

そして背景で参加して頂いた外注様やPABLO社内のみんなの頑張りが
あったからこそ達成できたことだと思います。

美術監督の倉本さんや中村さんには今後もこういったセンスで勝負する
絵柄で活躍していって頂きたいと思っています。

PABLOとしてもこういう作品に参加することで
今後も成長していきたいです♪(^o^)

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これらは背景で使用していた家紋たちです。
ちなみに背景に家紋をのせようと発想したのは倉本さんです。(^-^)