こんにちは、大西です。
最近アメリカのカートゥーンアニメにはまって、一日中英語を聞き流したりしてます。韓国語もボチボチやったりやらなかったりしてるので、30年後くらいにはトリリンガルになれてると思います。
映画紹介
さて今年もこの一年で見た映画の中から面白かったやつを紹介していきます。
SONG of the SEA
2014年にアイルランド、ルクセンブルク、ベルギー、フランス、デンマークの5カ国の共同製作によって、アイルランドに伝わる神話をもとに作られたアニメーション映画です。
セルキー(人間に変身できるアザラシ)と人間の間に生まれた兄妹が伝説と魔法の世界を旅するファンタジーものです。
制作のカートゥーン・サルーンは他にもケルト神話を題材にした作品を出していて、どれも美術がめちゃくちゃとても良いです。古アイルランド美術の表現をうまくアニメに落とし込んでいて、どのカットも一枚絵として見れそうです。音楽もいわゆるケルト音楽満載で最高でした。ぜひ機会あれば大画面で見ていただきたいです。
時計じかけのオレンジ
1972年に公開された近未来ディストピア映画です。不良少年アレックスとその仲間が繰り広げる暴力的な行動と、その後政府の再教育プログラムによる洗脳を描いています。一部でカルト的な人気があるアングラ系の作品です
重めの暴力描写が多いですが、独特の雰囲気があって見ていて飽きないです。近未来の若者言葉が作中でたくさん出てくるのですが、分かりそうで分からない、少し癖になる感じが好きです。鑑賞後人間の中に潜む暴力性について真剣に考えてしまいました。
パルムの樹
『パルムの樹』は、独特なファンタジーの世界を舞台に、木から人工的に作られた主人公パルムの成長と冒険を描いたアニメ映画です。絵柄はかわいらしいですが、彼が人間とは何か学んでいく過程の描き方がかなりシビアで中盤は気が滅入っていくほどです。ただキャラそれぞれの生い立ちや行動の理由がきちんと考えられていて、芯が通っている感じがします。
音楽にオンド・マルトノという電子楽器が使われていて、不思議な音色なのですが世界観にとてもマッチしていました。
監督の人間の捉え方に興味がわいたので、他の作品も全て見ようと考えています。
↓書ききれなかったけど好きな映画
『ルックバック』『雨月物語』『ゼロ・グラビティ』『インターステラー』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『ベルヴィル・ランデブー』etc…
一度、名作とされてる映画と世間的には評価が微妙な映画を交互に視聴する会をやってみたのですが、普段は気づかないポイントに注目できて楽しかったです。人を惹きつける映像について考えることができました。
これからも幅広い作品を見て制作に生かしていきたいと思います。
最後に宣伝です
私も参加させていただいた、TVアニメ『逃走中 グレートミッション』
毎週日曜 朝9時~ フジテレビ 他にて放送中です!
是非ご覧ください。